競馬にて穴馬は無理狙いするもの

JRA中央競馬のG1等重賞レースの過去データ・傾向などを用いて予想や狙い目を発信できればと思います。

【オークス2016考察】2013年オークスを参考にシンハライトの取り扱いを考察する

桜花賞馬ジュエラーが骨折による回避、メジャーエンブレムがNHKマイルカップを選択したことにより、1強ムードとなったシンハライト。

単勝勝負に足る信頼、力があるのかを2013年オークスを参考に考察していきます。

 

2013年オークス、まずは以下の成績表をごらんください。

f:id:anaumamurinerai:20160518232050p:plain


本レースの1番人気はデニムアンドルビー
結果は伏兵メイショウマンボの優勝。2着馬にもディープの違う方エバーブロッサム。
デニムアンドルビーはやっとの3着で3連単¥150,480の高配当決着でした。

 

考察のテーマ
「エバーブロッサムの先着とデニムアンドルビー3着の要因」

同じディープ産駒にもかかわらず前評判とは逆の結果となった理由を探っていきたいと思います。

 

ペースと位置取り
LAP 12.5-11.1-12.1-12.0-11.9-11.8-12.4-12.9-12.8-12.0-11.8-11.9
5,6Fに11秒台がマークされるも限りなく12秒台に近い数字。

 

各馬未経験の距離を走ることとなるため、かねてよりダービー・オークスはスローのレースになりやすい傾向があるそうです。当然鞍上もスローを考慮した騎乗であったと思われ、各馬共通の条件と考えられます。

 

f:id:anaumamurinerai:20160518232057p:plain

 

上記データから、1,2,3着馬はほぼ同じ位の上がりを使っていること、
そして同じ上がりであるため通過順がそのまま着順に反映されていることがわかります。

 

とはいえ当時の映像を確認できる方は見てもらいたいのですが、内枠のデニムアンドルビーはスタート直後から後方待機を選択しています。内田騎手が外枠の馬の動向を確認している様子がうかがえるのでアシの計算をした上での位置取りと考えて良いでしょう。差しきる自信があったと考えられます。

 

直線に差し掛かった際も致命的な位置取りの差があったとも考えらず、騎手の判断のみが敗戦の理由とは決め付けられません。


差し遅れを原因としてしまってはそこで考察が終了してしまいます。

 

何か他にヒントはないかと探していたところ、私の大好きな競馬評論家田端到さんの本にこんなことが書いてありました。


東京2400m、キズナは勝ち、ワールドエースは届かなかった。
ジェンティルドンナは勝ち、ハープスターは届かなかった。


勝った馬に共通するのは、母系がスピード血統であり、
届かなかった馬に共通するのは母系がスタミナ血統であること。

「母系が重厚であると一瞬の反応が遅くなり大レースを勝ちきれない」と記載されていました。

 

2013年オークスを巻き返したエバーブロッサムの母系はデインヒルで言わずとしれたスピード血統。産駒成績が短距離に偏るデインヒルは色濃くスピードを受け継がせるだろうと思われます。前目の位置を取れたのも道中のスピード能力によるところ考えられます。

 

デニムアンドルビーの母系はNHKマイルカップとダービーの変則2冠馬キングカメハメハで申し分ない血統ではあるものの産駒はスピードタイプ・スタミナタイプどちらとも言えず、事実本馬はその後も道中のスピードよりは末脚勝負のレースが多かったと思われます。

 

これらのヒントより「エバーブロッサムが巻き返した」「デニムアンドルビーが差し遅れた」理由を母父馬のスピード能力、反応速度と仮定した場合シンハライトはどうなのか。

 

シンハライトの血統は
ディープインパクト
母父 シングスピール

 

シングスピールサドラーズウェルズ系のスタミナ血統。

上記の仮定に照らした場合に、シンハライトは届かなかったディープ産駒サイドに属すると考えられ、前にいる馬を差しきれずレースを終えてしまったりや他馬との叩き合いをハナ差で負けてしまう展開も想定されます。

 

以上のことから、
「馬券の軸としては優秀ではあるが、配当のつかない1番人気であり、また反応が遅れる可能性があるため単勝勝負は危険」と考えられます。

 

私は馬連や三連複、また馬単三連単の2,3着づけで買いたいと思います。 

最後まで読んでいただきありがとうございました。